「ONE PIECE FILM Z」の一場面 (C)尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会
「ONE PIECE FILM Z」の一場面 (C)尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会

 尾田栄一郎さんの大ヒットマンガの劇場版アニメ第12作「ONE PIECE FILM Z」(長峯達也監督)が15日の公開から土日2日間で約114万人を動員したことが18日、明らかになった。公開から2日間の動員数は、04年公開の劇場版アニメ「ハウルの動く城」(宮崎駿監督)を抜き、今世紀の邦画では最高の記録となった。興行収入は2日間で約13億7205万円だった。

 前売り券の販売数は、10作目の「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」(09年公開)から約50%増の65万枚を突破。公開から2日間の動員数は前作比で約39%増、興行収入も約32%増を記録した。7月に公開され、興行収入73億3000万円を記録した今年の邦画ナンバーワン作品「BRAVE HEARTS 海猿」超えも視野に入った。

 今作では、入場者プレゼントとして、コミックス「ONE PIECE 第千巻」など、同アニメのために尾田さんが描き下ろしたアイテムを詰め合わせた景品「海賊の宝袋」を200万セット用意していたが、動員数が想定以上だったため、「ONE PIECE 第千巻」が200万部増刷されることが決定した。

 「ONE PIECE FILM Z」は、2年間の修業を積んだルフィらの活躍を描く「新世界編」を舞台とした劇場版最新作。ルフィら麦わらの一味が“全海賊抹殺”をたくらむ伝説の元海軍大将・ゼットに立ち向かう姿を描く。尾田さんが総合プロデューサーを務め、放送作家の鈴木おさむさんが脚本を担当したことも話題となっている。(毎日新聞デジタル)